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長調と短調。

更新日:3月17日


4歳の時、ピアノ先生から音階を教えてもらった。

音階って、長音階と短音階二種類がある。

長音階の方は明るく、短音階の方は暗く、

長調と短調も同じ。

そこが不思議なのだ。


4歳の子供は、短調=暗いって理解できるでしょうか?

人間って、短調を聞くと暗く感じるDNAを持ってるでしょうか?

科学的に、音程短3度の周波数は不安定を感じるので、

マイナス感情を生み出しやすいという研究があるようです。


音感って、味覚などと同じく、

ある程度生まれつきものかもしれない。

曲調を変えて、人の情緒が変わる。

その反対、人の情緒で色んな曲調を作る。

さらに、人の感情を誘導する。

それは、今の仕事です。


でも実際世の中は、

子供時のように長調短調=明るい暗い、

という極端的な二つ分けの考え方ができない。

「明るく見せて闇深い。」

「善意なのに人を傷ついてしまう。」

「好きだから許せない。」

...など、複雑な感情の表現、

劇伴を作りながら考えるようになった。

醜い世界に寛容になって、感情も豊かになった。

色んな食材の味を知るために、

まず泣きながら玉ねぎを切るってこと。


今、切ない感覚は長調のイメージが強い。

作曲をやっているうちに、

人間性を探求することにも興味が湧いてきた。

音楽も、人も、

すべて面白い。


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